こおりついたくろに
かんかくはうすれてく
きりはなされたきおくのなかで
こどくにさいなまれて

まぶたにうかぶかこ
おもわずてをのばした
かすかにふれたそのたいおんは
こどくをとかし なみだにかえた

こわれたはぐるま うんめいのどあをいま
きずだらけのてで なんどもたたいた
さいごのちかいは ふたりをつなぎとめてるから
もっとつよくなる みらいは
きっとかえられる

ぬりつぶされてくように
よるがきょうをそめてく
ゆくえしれずのきぼうをひろって
あきれるくらいあすをえがいた

こわれたせかいが どんなにみにくくても
きずだらけのてで つよくだきしめた
やさしいいたみは ふたりがいきるりゆうになる
そっとかくすように それでも
きっとつながってる

かれはててゆくうつくしくても
いつかはくちてつちへとかえる
あらがいながら さまよいながら
かがやきたいとつよくねがった

わずかにさしたひかりのなかで
かなしいくらいしんじてるから

こわれたはぐるま あたらしいどあをいま
きずだらけのてで なんどもたたいた
さいごのちかいは ふたりをつなぎとめてるから
もっとつよくなる みらいは
きっとかえられる

Composição: Saku