虚実を切り裂いて 蒼天を仰いで
飛び立った永遠
空に歌えば
後悔もいやおうなく

必然 必然
なるべくしてなる未来だ
それ故、足掻け

蜃気楼 涙の川を
こぎ出して幾星霜
さよなら 行かざるを得ない
何を失ったと手

忘れない 悔しさも
屈辱も
胸に飾って

虚実を切り裂いて 蒼天を仰いで
飛び立った永遠
空に歌えば
後悔もいやおうなく

必然 必然
断ち切るには眩しすぎた
未来へ、足掻け

人を傷つけずには
犯罪は遂げられぬ
失って構わないと思える
理想が道しるべ

笑うなら笑ってよ
調和も
道連れにして

あの日の君の声
言いたかったこと 言えなかったこと
空に歌えば
後悔を振り切って
必然 必然
投げ出すには背負いすぎた
それ故、足掻け

苦悩は一陣のシュウウとなりて
生かすものかと足に優る調和のディネイ
雨雲に憂悦 隠された空
捕縛された暗闇からの逃走
掴んだものはすぐにすり抜けた
信じたものはあっけなく過ぎ去った
それでもそれらが残していったこの糠みだけで
この人生は生きるに値する
失意の脱竜を抜けて
曇天から射す一条の光
その時すでにもう雨は上がっていた

虚実を切り裂いて
蒼天を仰いで飛び立った永遠
空に歌えば
あの日何か叫んでた君の声
言いたかったこと 言えなかったこと
空に歌えば
後悔も連れ立って

必然 必然
終わらすには失しすぎた
それ故、足掻け
幽玄 幽玄
残り僅かな未来だ
それ故、足掻け

Composição: Hiromu Akita