泣いた
夜の端っこで朝を待っていた
凍えそうででもどっか
暖かいような気配を信じて

探した
雨の真ん中で君を待っていた
消える地面に裸足で
その温度も湿りこませて

歩いて行く 歩いて行く
小さくても確かな一歩で
剥がれて行く 滲んで行く
人苦いたむけど
それが足跡になる

泣いた
夜の端っこで朝を待っていた
終わりそうで続くような
叶いそうででも不確かな
歪んだ誰かが書いた
未来の僕なんて
飛び越えんだその向こうに
夜と朝が腕組んでいた

見えるか 聞こえるか
命の叫びを
まどろむ世界を
切り裂く光になりたい
なりたい

泣いた
夜の端っこで朝を待っていた
終わりそうで続くような
叶いそうででも不確かな
探した
僕の真ん中で
君を待っていた
守るように
守られるように
僕は君と
今を生きてる

夜の端っこで
朝を目指していた
手を伸ばして届かなくても
また少しずつ近づけばいい
歪んだ
誰かが書いた未来の僕なんて
旅越えんだ信じるんだ
夜の向こう朝は待っていた

真っ暗な夜をいつか抜け出して
うずくまる君を照らせる光に
光になりたい

Composição: Centimillimental