軋む眩暈の奥で強制の渦に 縛られひとり嘆く幽玄の少女
かさむ睫にそっと絡んだ糸に 囚われひとりもがく悠遠の砦

望む未来が例え絶望という確かな光さえ果てる場所でも
滲む両手の赤にかけた誓いが わずかな希望さえ守る力に

銀の呪縛を貸した この身投げ出して這い巡るけど傷ついて
戒めの鎖など断ち切れ その剣で

殺戮が生ける証でも 守るべきものを守るため
静寂に辿り着けるなら 震える唇隠し透せる

潤む瞳に映る蠢く狂気 静かな闇が化せる影に怯えて
拒む心に耐えて掴んだ右手 かすかな温もりでも繋がる鼓動

憂鬱を掻き消して耐えて繰り返す殲滅の連鎖なら
忍び寄る悪魔など 打ち砕れその鉛で

殺戮にクール定めでも 彼岸の自由に望むなら
静寂の仮面脱ぎ捨てて 震えるその手を振り続ける

殺戮が生ける証でも 守るべきものを守るため
静寂に辿り着けるなら 震える唇そのままに
殺戮にクール定めでも 彼岸の自由に望むなら
静寂の仮面脱ぎ捨てて 震えるその手を振り続ける

Composição: