だれもしらない しられちゃいけない
にぎわうまちのそのうらのけしき
うすよごれたかべたどってゆけば
そこはひかりをしらないさびれたせかいだった

ちいさなぶたいでひたすらうたう
ことばにならないせりふをはいて
ばかのひとつおぼえをくりかえす
あぶなげなめにひきこまれてゆく

そんなかごのなかちょうはおどる
ぼくはこころをうばわれた
こわれたミラーボール
ことばなきうたがひびくよダンスホール

さあおどろうときをわすれしじょうしふくのよるを
ぼくはぬけだせないしょうどうにかられていく
ドレスまといきみはふてきなえみをうかべ
すこしひくいこえでパラドクサルをうたうを
れつじょうを

きみはひかりをてにいれるすべもなく
またこんやもここでうたっていたんだ

さあおどろうよくのままにしじょうしふくのよるを
ぼくはぬけだせないしょうどうにかられていく
ドレスまといきみはふてきなえみをうかべ
すこしひくいこえでだれかのためにうたう

やがてときがたてばちょうはうたをわすれて
あまいみつをもとめパラドクサルのなかで
いつかそんなきみがかごをぬけだせたなら
わすれかけたこいをおもいだしてみようか
れつじょう
lullaby
こいごころ

Composição: