Yadorigi

Eve

こきゅうをおぼえた
おそわってないけど
いきようとしたんだ
まるでおぼえてないけど

しんぞうのはやさに
ついていくのが
やっとのおもいでさ
きみはわらってみせた

ぼくのかんじょうはまださ
うまくうごいてないけど
よそみするくらいには
なんてよゆうはあんのさ

あいじょうのうらがわはからっぽさ
なんておもうひまもない
そんなまいにちをおくろう

きみときっとあうとおもってたんだ
こえをふりしぼってたまにたしかめあって
しかくいこころはまるくなっていって
きみのすきまにいれるきがしたんだ

そうぞうをこえたぼくらは
かんじょうのままみがってさ
そうはんしてしまったぼくらと
いっしょうつきあってくんだろ

ふたりがいやになっては
ひとりがいやになってさ
むじゅんしたしょうどうは
ぼくをそだてるのかな

このままぼくらまじわらないまま
しんでしまうとしても
べつにたにんどうしの

そんなせかいのはやさにおいてけぼりの
しょうねんのこえすらとどきはしないならば

ぼくはこころにずっとかぎをかけてたんだ
あかないままになったとびらのまえにたって
たちどまっていられなくなるくらいに
きみとのであいがすべてをかえてしまった

ぜつぼうのふちにぼくらは
かんじょうのままみがってさ
こたえのみえないぼくらと
いっしょうつきあってくんだろ

おもいをめぐらすたびに
このおもいをつたえるたびに
うまれたかんじょうはぼくをそだてるのかな

ぼくのかんじょうはまださ
うまくうごいてないけど
ふらふらになってしまいそうな
こえをさけんでみたことなどあるかい
くらくらになってしまうくらいむちゅうで
だれかにおぼれたことなどわないかい
ちっぽけだったはずだったその
こころのかたちがいびつになってしまっても

やどりぎのしたでぼくら
あのひのやくそくをたがいにたしかめあった
きみをきっとぼくはまってたんだ
そのこたえをぎゅっといまだきしてみた

そうぞうをこえたぼくらは
かんじょうのままみがってさ
そうはんしてしまったぼくらと
いっしょうつきあってくんだろ

ふたりがいやになっては
ひとりがいやになってさ
むじゅんしたしょうどうは
ぼくをそだてるのかな
しょうどうはしょうどうは