Ikiteyuku

Kana-boon

なつかしいあの日のこと
むずかしいふたりのこと
はずかしいせりふをそっとしたがきほぞんして

いとおしいあなたのかおと
くるおしいむじゃきなこえと
なつかしいあの日ときっと
きょうでおわけられないのです

ささえきれないおもさになったから
それがせいかいなんだよな

さいごにきみにいちもくあいたかったな

そしてよくあさ、たびにでるよ
いつだっていつだって
ぼくはあこがれといきてゆく
いつだっていまだって
きみはあのにのままです

ぼくはみぎ、きみはひだりに
それぞれにいきてゆく
ふりかえれどかげろう
ゆれるきみがわらう

いつかあえればいいな
ことばをかわしたいな
なんてことおもわないさ
じぶんのみちをいきる

つたえきれないおもいになったから
これでせいかいだったんだよな

いつだっていつだって
ぼくはつよがっていきてゆく
いつだっていまだって
ひびはあのにのままです

がいとうにあぶりだされたかげがぼくをにらんでる
だれのこえもしないまよなかにめがさめて
ぼくらはなにかをうしないいきてゆくときづいたんだ

いつだっていつだって
ぼくはこうかいといきてゆく
いつだっていまだって
きみはあのにのままです

いつだっていつだって
ぼくはきみとすごしたあのひびを
いつまでもいつまでもわすれずにいきてゆく

いきてゆく