ふたりのあいだ とおりすぎたかぜは
どこからさびしさをはこんできたの
ないたりした そのあとのそらは
やけにすきとおっていたりしたんだ

いつもはとがってたちちのことばが
きょうはあたたかくかんじました
やさしさもえがおもゆめのかたりかたも
しらなくてぜんぶきみをまねたよ

もうすこしだけでいい
あとすこしだけでいい
もうすこしだけでいいから
もうすこしだけでいい
あとすこしだけでいい
もうすこしだけくっついていようか

ぼくらたいむふらいやー ときをかけあがるくらいまー
ときのかくれんぼ はぐれっこはもういやなんだ

うれしくてなくのは かなしくてわらうのは
きみのこころが きみをおいこしたんだよ

ほしにまでねがって てにいれたおもちゃも
へやのすみっこにいまころがってる
かなえたいゆめも きょうでひゃっこできたよ
たったひとつと いつかこうかんこしよう

いつもはしゃべらない あのこにきょうは
ほうかご「またあした」とこえをかけた
なれないことも たまにならいいね
とくにあなたがとなりにいたら

もうすこしだけでいい
あとすこしだけでいい
もうすこしだけでいいから
もうすこしだけでいい
あとすこしだけでいい
もうすこしだけくっついていようよ

ぼくらたいむふらいやー きみをしっていたんだ
ぼくがぼくのなまえ
をおぼえるよりずっとまえに

きみのいないせかいにも なにかのいみはきっとあって
でもきみのいないせかいなど なつやすみのないはちがつのよう
きみのいないせかいなど わらうことないサンタのよう
きみのいないせかいなど

ぼくらたいむふらいやー ときをかけあがるくらいまー
ときのかくれんぼ はぐれっこはもういいよ

なんでもないや やっぱりなんでもないや
いまからいくよ

ぼくらたいむふらいやー ときをかけあがるくらいまー
ときのかくれんぼ はぐれっこはもういいよ

きみははでなくらいやー そのなみだとめみたいな
だけどきみはこばんだ
こぼれるままのなみだをみてわかった

うれしくてなくのは かなしくてわらうのは
ぼくのこころが ぼくをおいこしたんだよ

Composição: Yojiro Noda