ちいさなめがうまれました
かつてにぎわっていたこうやに
ひかりびてあれはててた
みるかげもないこのばしょに

ちいさなめがそだちました
かたくとざされていたつぼみは
かすかなひのひかりあびて
ちいさなはなさかせた

またひとつ またひとつと
かれんなはながさき
いろをうしなったこのせかいがひかりであふれていく

ねえ たとえばいつのひか
このゆめがおわるなら
よるがあけてあさがきて
めがさめたそのときも
きみがまたいますように
きみにまたあえるように
なんどめのあさむかえてもとなりではにかんで

もしかしたらいつかまた
いろをうしなうかもしれない
あらしがおとずれてはなをからすかもしれない
でもこのちかいがきせきをよぶ
ひゃくねんごかいっせんねんごに
おなじほしをみていまみたいに
かならずぼくらはともに
わらいあおうなんどでもわらいあおう
わらいあおうぼくらはまたわらいあおう
わらいあおう

ねえ たとえばこのせかい
おわるひがこんやなら
またあえることねがいひとばんじゅうなきあおう
そしてまたいつのひか
よるがあけたそのときは
あのなきがおをもいだしてまたわらいあおう

なんどめのあさむかえても
ぼくらのやくそく

Composição: