あふれるおもいはいくつもあるけど
きみにつたえたいことばはいくつもないな
よろこびもかなしみもわかちあうまえに
ぼくのこころでとけていってしまうんだ

1. 2. 3. でいきをすってはいてくだけで
こんなにもかんたんになくしてしまえる

だからぼくはゆくんだ
このこいもこのうたもこえていま
きえないでとねがうほどに
にぎったてのちからはよわくなった
きみがいなくてもぼくはいきをつづけるよ
でも、それでもきみがひつようなんだ(ねえ

ほんとうのことはいつだってさ
かんじょうのかげにうもれてみえなくなってる
だからぼくらはこうやってさ
てをにぎるよ、わらいあうんだよ

1. 2. 3. でいきをすっておおきなこえで
ぼくらはここにいるんだってさけんでやりたい

だからぼくらはゆくんだ
ほころびもあやまちもこえていま
にぎっていたてがはなれても
なんにもこわがることなんてないよ
ぼくがいなくてもきみはだいじょうぶさ
だからきみをえらんだ

ひとつになんてなれないぼくらは
あいをもとめるよ
みたされなくてはがゆくても
あいしてみたいんだ
あいしてしまうんだ

だからぼくはゆくんだ
きみじゃないだれかをみつけないように
あふれるおもいをひとつでもいいから
きみにつたえられるように
ぼくがぼくでいられるように
きみがきみでいられるように
このこいをうたうよ

Composição: Yuuho Kitazawa