うすべにのときをいろどるはなびら
ひらひらまうひかりのなか
ぼくはわらえたはず

あざやかなひびにぼくらがのこした
すなのしろはなみにとけて
きっとゆめがおわる

まっしろなせかいでめをさませば
のばすうではなにもつかめない
みあげたそらがちかくなるほどに
ぼくはなにをうしなった

すきとおるなみ
うつるぼくらのかげはあおくとおく
あのひぼくはせかいをしり
それはひかりとなった

ぼくはうたうよ
えがおをくれたきみがないてるとき
ほんのすこし だけでもいい
きみのささえになりたい

ぼくがないてしまったひに
きみがそうだったように

ぼくがここにわすれたもの
すべてきみがくれたたからもの
かたちのないものだけが
ときのなかでいろあせないまま

すきとおるなみ
なんどきえてしまっても
すなのしろをぼくはきみとのこすだろう
そこにひかりをあつめ

ぼくはうたうよ
えがおをくれたきみがないてるとき
たよりのないぼくだけど
きみのことをまもりたい

とおくはなれたきみのもとへ
このひかりが
そらをこえてはばたいてゆく
そんなうたをとどけたい
ぼくがおくるものはすべて
かたちのないものだけど
きみのこころのかたすみで
かがやくほしになりたい

Composição: Oid