むねのなかの
てちょう
といのおわりを
かきこんでいる

まじめ
すぎる
じぶん
いやになるけど
かわれないから
(かわれないから)

あなたのこころが
だれかのものなら
おとなしく
あきらめてしまうけど

かなしみに
いちばんちかいばしょ
ゆびをのばしたら
ふれてしまいそう

さよならの
いんりょくにまけて
おちてゆきたくないの
ここはloneliness

むごんでんわ
みたい
なにもいえずに
にぎりしめてた

じゅわきのむこうで
きこえていたのは
さびしげな
かぜのおとだったけど

かなしみに
いちばんちかいばしょ
つきのひかりにも
ぬくもりはあるの

おおぞらを
さまようほし‐たち
ゆめにであえるひまで
ひとはloneliness

かなしみに
いちばんちかいばしょ
ゆびをのばしたら
ふれてしまいそう

さよならの
いんりょくにまけて
おちてゆきたくないの
ここはloneliness

Composição: Ishikawa Ayuko