Erode

エロード
Erode

かんじ あえた あの よるは つめたく いて つき
kanji aeta ano yoru wa tsumetaku ite tsuki
おくぶかく ねむる かいほうの そこへ
okubukaku nemuru kaihou no soko e

きもちは とおく はなれた きみょうな かんかく
kimochi wa touku hanareta kimyouna kankaku
きれいに みえた ひび どくの はなぞの
kirei ni mieta hibi doku no hanazono

きょくどの いらだち おぼえた ひから もう
kyokudo no iradachi oboeta hi kara mou
ほかの だれかを さがして いた
hoka no dare ka wo sagashite ita

もう くずして しまった よるは もどらず
mou kuzushite shimatta yoru wa modorazu
きみに あう たび うそを ついて いた
kimi ni au tabi uso wo tsuite ita
ぼくが そこに いまは とおく はなれてた
boku ga soko ni ima wa touku hanareteta

いまは あいせない じじつが
ima wa aisenai jijitsu ga
おもすぎて くるしく かなしい
omosugite kurushiku kanashii
よるが ながすぎた せつない
yoru ga nagasugita setsunai

きみに おこった ひとつの じこが ぼくを なやませ
kimi ni okotta hitotsu no jiko ga boku wo nayamase
きみを すくう ことばの ひとつも いえず さめた
kimi wo sukuu kotoba no hitotsu mo iezu sameta
ぼくが そこに いた
boku ga soko ni ita

いまは うそでも いい なら だきしめようか
ima wa uso de mo ii nara dakishimeyou ka
きみの ために なる なら なんどでも みつめた
kimi no tame ni naru nara nando demo mitsumeta

ほかの だれかに いだかれ
hoka no dare ka ni idakare

だから すこしでも ちかくに いられる ように
dakara sukoshi demo chikaku ni irareru you ni
うそでも いまは こころを ころしてた
uso demo ima wa kokoro wo koroshiteta

さいしょで さいごの よるは すぎさった
saisho de saigo no yoru wa sugisatta
あなたは さいごまで も きづかない ふりを していた
anata wa saigo made mo kizukanai furi wo shite ita