Ikari

きのうのことのようだ
kinou no koto no you da
なんて、むかしばなしはよそう
nante, mukashibanashi wa yosou
あしたのことのような
ashita no koto no you na
なんてことないしあわせさがそう
nante koto nai shiawase sagasou

しょうらいのゆめはおはなやさんでした
shourai no yume wa ohanaya-san deshita

なぐってけとばして
nagutte ketobashite
いたくなったのはぼくでした
itaku natta no wa boku deshita
まげずにいたものが
magezu ni ita mono ga
ひしゃげていったのは
hishagete itta no wa
いっしゅんでした
isshun deshita

おほしさまにねがった
ohoshi-sama ni negatta
やさしいひとになれますように
yasashii hito ni naremasu you ni

にぎっていたゆめは
nigitteita yume wa
きずくとこなごなでした
kizuku to konagona deshita

つぶしてひきさいて
tsubushite hikisaite
ひどくわらってたぼくでした
hidoku waratteta boku deshita
まげたらもれだして
magetara moredashite
はらわたみたいだ、なみだは
harawata mitai da, namida wa

たたきつけふみぬいて
tatakitsuke fuminuite
いきることしかしらなかった
ikiru koto shika shiranakatta

やけどのような
yakedo no you na
このこころのいたみのなおしかた
kono kokoro no itami no naoshi kata
そのなまえさえしらなかったよ
sono namae sae shiranakatta yo